| コンピテンシーって何？ |
コンピテンシーとはなんとなく理解できるのだが、詳しくは知らない。
その概要だけでも知りたいのだが・・・。 |
コンピテンシーとは、「ハイパフォーマー（高業績者）が高い成果を生み出すための特徴的な行動特性」という風にいわれています。
コンピテンシーを人事考課・評価に取り入れる人事制度が増えつつあります。
従来の日本の人事考課・評価制度は、職能資格制度が主流でした。
これは、能力や資格など個人が持っているものを評価する制度です。
そのため、業績が思わしくない従業員も、能力や資格が充実していたために、高評価になっていたという実態が浮き彫りになりました。
しかし、経営環境の急速な悪化により、個人の能力や資格などよりもむしろ、業績を上げて成果を出してくれる従業員を重宝する時代になるにつれて、コンピテンシーが急速に普及してきました。
このコンピテンシーを取り入れた人事考課・評価制度を作成する時の注意点ですが、あくまで自社内のハイパフォーマー（高業績者）からの面接により作成するようにします。
よく、コンピテンシーを取り入れた人事考課・評価制度を販売していますが、他社では適合しても自社に合うとは限りません。
日立が作成した「日立バリュー」というコンピテンシー人事考課・評価制度を中小企業に導入したとしても、果たして効果があるでしょうか？
そのような意味においても自社内でオリジナルのコンピテンシー人事考課・評価制度を構築することをオススメします。
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